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2020-11-13

大地の再生、矢野さんの現場に

グライ土壌に水の道をつくる

かねてより参加したいと思っていた矢野智徳さんの「大地の再生」の見立ての現場を取材する機会をいただきました。

今年もっとも心に残る取材だったかもしれません。

大分の日田市中津江の林業会社、田島山業さんが、7月の豪雨で被った土砂災害の復旧作業にあたって矢野さんを招かれ、1日半かけての調査と実践の現場。

水脈、空気の滞っている箇所に通り道をつくり、壊れているところだけでなく、環境全体を自然の力をもとに改善していこうとする矢野さんのやり方はすごく腑に落ちるもので、環境の話だけでなく、人間や社会の話に通ずる部分も多く、見たこと聞いたことが、深く響いた2日間でした。

矢野さんのチームの方々の動きも素晴らしかったし、ここまでに導いたプロジェクトの皆さんの熱意も伝わってきて。

一方で、従来の土木や林業のやり方とは大きく違うので、まだまだ本業の方々からすると半信半疑な様子も垣間見られ、でもトライしていこうと決意される田島山業さんたちのフットワークと前向きな姿勢に感銘を受けます。

これから先が、すごく気になると同時に楽しみになったプロジェクトです。

詳細はまた記事にて。


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