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2022-05-30

『暮しの手帖』にて

『暮しの手帖』Vol.18にて、記事を書かせていただきました。

暮しの手帖は、一切広告を入れず、購読だけで支えられている稀有な雑誌です。

学生の頃、図書館の地下室にアーカイブされていた創刊号で、花森安治さんの言葉を見たときは衝撃でした。高度経済成長のまっただなかにあって、消費社会に警鐘を鳴らす言葉が、十数ページにわたってつづられていました。

今回は自然レンジャーの蜂須賀公之さんという方の自然観や暮らしを「自然翻訳家の生活術」として紹介しています。

インタープリターという仕事、培われてきた自然観やそれが生かされた暮らし。インタープリターとは、アメリカの国立公園で生まれた職種で、自然ガイドとは違って、その人それぞれの方法で自然のことを翻訳して伝える役割の方を言うのだそうです。はっとさせられることの多いインタビューでした。

自分と同じ年の歴史ある雑誌に書けたのは小さな一歩ですが、嬉しい一歩になりました。


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