2021-09-02
島根県邑南町の12地区レポート、8地区分が完了。
島根県邑南町の12地区レポート、8地区分が完了。 あと4本。
書きながら、20年以上、小さな拠点に携わってきた人の言葉が心に残りました。
「もう若いもんは帰ってこん。あきらめましょうと。みんなが一人で死んでいくのを覚悟せんといかん。でもその時、最後まで不便なく暮らす方策を考えませんかと」
この立場の人でないと言えない言葉。
「人が減ればいろんなものがなくなる。銀行がなくなり、学校がなくなり、病院がなくなり、店がなくなり。そのとき、どうするか。自分たちで暮らせるしくみをつくらんといかんでしょと」
この試行錯誤が後に生きるのだろうと思いました。
加えて若い人の案や、デジタル要素の入る余地があるといいのかもしれません。
これって過疎地だけの話じゃないよなと。
一年前に読んだ『崩壊学』に書かれていることがどんどん現実になっていく中で。
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