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2021-11-15

西粟倉の「むらまるごと研究所」へ取材に。中山間地ならではのDX

今週前半は西粟倉村に。

村の暮らしにテクノロジーを入れていこうという試みが西粟倉の「むらまるごと研究所」で始まってます。

「人口1400人くらいのうちのような村でとにかく大事になるのはデータ。データの基礎インフラが必要になる」と役場の方は話されてました。

所長になった大島奈緒子さんとは「ようび」の頃からの知り合いで。奈緒子さんがめざすのは、デジタル一辺倒ではない、もっとコミュニケーション重視のデジタル化。

ひとことで言うと中山間地のDXってことなのかもですが、大きな目的や向かう方向が都会とは違ってくる、という話があり、共感することも多かった。

色々勉強が足りてない分野ですが、人不足資源不足で省力化が必要なぶん効率が求められ、デジタル化がそれを叶える(部分もある)ってことなんだろうと理解しています。

また、そこに暮らす人たちに役立つ指標づくりや可視化力につながる。

Code for Japanの関さんと大島奈緒子さんの話にあった数年後のビジョンが素敵です。

「数年後には田んぼや畑に失敗した草刈りロボットが何体も倒れていて、おじいちゃんたちが「しょうがねぇなぁ〜」「ちっとも成功しないじゃねぇか」とボヤきながら起こしている図」という。

失敗込みの絵がいいなぁと。

以前、オープンデータのカンファレンスで、関さんや福井の鯖江前市長と福野さんが話されていたのを思い出していたところ、ちょうど昨日は鯖江のめがね会館に。色々感慨深い一日でした。

鯖江ではものづくりの町の進化してる話をがっつり聞いてきました。そちらの話はまた改めて。


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