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2023-05-09

最小規模で自立型・小水力発電所をめざす「佐賀モデル」を見てきました

最小規模で自立型・小水力発電の普及をめざすという「佐賀モデル」の事例を見てきました。

松隈地区の集落の40世帯全戸が株主になって、「松隈小水力発電所」を運営。

筑後川の支流、田手川より取水した水路で、流量はさほど多くない場所ですが、もともと発電量を30kwhと小さく設計しており、安定的に発電。毎年200〜300万円ほどの売上(コストや返済金除く準利)が集落へ入るしくみで、20年間で5000万円ほど売り上げた後もメンテナンス次第で使い続けられるそう。

入ったお金は、集落維持、生活支援に使われます。環境面では一ヶ所でのインパクトは小さいけど、普及するなら、いいしくみ。

集落にとってはこの規模の財源でも、できることが大きいと話されてました。

福岡のNPOリバービレッジさんの河川工学の知見と、佐賀の鉄工所のノウハウによるもの。水の流れを応用した落ち葉対策、オンライン対応スマホ管理も。


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