2024-01-30
北海道栗山町へ
先日は、北海道栗山町に呼んでいただき、話をしてきました。まさにこれからチームをつくり、活動を始めていこうとされている最初の集まり。
コアメンバーは、若手の農業従事者の皆さんで、他、あらゆる立場の移住者やこれまでに地元で活動されてきた方々が集い。
それぞれ、自分の暮らしや事業にはモチベーションをもてるけど「地域のこと」となると、モチベーションを見出しにくい。みんなが協力し合って農業をしていた時代とは違って「じぶんのこと」→「みんなのこと」への変換を、どう設計していくかが大事ではという議論にもなり。
新しい共同体が生まれる、一番最初のプロセスを見せてもらっているようで、私にとっても貴重な機会でした。
2日目は少人数で話す中で、皆さんの本音も見えてきて。それぞれ、一事業者としてはやりたいことがあり、それをどう掛け合わせてチームの動きにしていくのか?を模索されている。若い女性も多く、みなさん率直で、すでにすごくいいチームなのではと思わせられました。
中心の菅野牧園の菅野さんは、農文協の元編集長の甲斐良治さんの導きで知り合った、福島県飯館村から原発事故のあと移住されたご夫妻。北海道へ移住後、畜産業を始めて夏の間ファームレストランをやってらっしゃいます。
兼ねてより土地に対しては一方ならぬ思いをもたれている方で「飯館村から神様を運ぶ」といったアートプロジェクトをされていたりします。
菅野さんのことは、いつかちゃんと書きたいと思いつつ、栗山町の動きもこの後注目しています。3月上旬にもお邪魔します
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