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2025-09-25

薩摩会議で、阿久根にお邪魔しました。

「地域文化をこれからの時代に向けてアップデートしている事業者」を一つのテーマとして、ここ数年書いてきているつもりなのですが、下園薩男商店の下園さんは、まさにそのど真ん中の方。

昨年末の取材での話が深く残っていて、地域での取り組みも拝見したくてお邪魔しました。阿久根の展開を色々見せていただき、大石酒造さんの話も、能作千春さんの話もすごく刺激的で。

核や強みを変えずに「フィールドをずらす」ことでアップデートする実践をリアルに見せてもらいました。そんな事業者さんが増えたら、きっと地域はもっと魅力的になるし、自分も言葉を通じてそのお手伝いができたら!と最近は常々思っています。

予想外の出会いや再会もたくさんあり。やっとお会いできた「まちの灯台阿久根」の石川さん。全く久しぶりの気がしない古田秘馬さんや、昨年お世話になったECOMMITの川野さん、sansanの寺田さんも来られていて。Qualitiesの日野さんとも初めましてのご挨拶ができ。元dancyu副編の神吉さんとゆっくりお話できたのが嬉しかったし、編集者のあるべき姿みたいなものを思い出させてもらいました。久々に会えた馬越ゆうこさんとご一緒できてめちゃ楽しかったです。ほかにもたくさん過去に接点のあった方々ばかりで。

初日から嬉しい再会の連続で、内山節さんの話にあった、「それぞれがもつ関係性と関係性の間に生きている」が、自分の仕事の土台にもなってます。薩摩会議は、来るたびに、自分もこの世界の生態系の一員として、小さなスペースをもらっているような気がして嬉しい。毎回この場を用意するのはめちゃくちゃ大変なんだろうと思うのですが、SELFの皆さま、いつもありがとうございます。阿久根の皆様も、たいへんお世話になりました。

個人的に一番驚いたのは、たまたま会場でお隣だった若き方が、なんと来月南阿蘇に遊びに来てくれる、福井のろくろ舎ヨシオさん祥代さん夫妻の隣の隣のご近所さんだったという奇遇です(笑)

阿久根のバーにて。神吉さんと素敵な時間でした


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