連載『土着の工芸、その先へ』
ザ・クリエイション・オブ・ジャパン(CoJ)が新たに立ち上げたオンラインメディア「JAPAN CRAFT WEEK / WATOJI」にて、
『土着の工芸、その先へ』と題して連載をもつことになりました。
JAPAN CRAFT WEEK / WATOJI では、尊敬してやまない『BIO CITY』の編集長・藤元由記子さん、「婦人画報」などに書かれている工芸ライターの田中敦子さん、保存修復専門家の森尾さゆりさんなど豪華なベテラン執筆陣が、さまざまな切り口で文化・工芸・アートについて連載されます。
文化観光リサーチプロジェクトでお世話になった酒井一途さんも文化観光に関するインタビュー記事を書かれています。
この中での私の役割は、おそらく地域に立脚した「土地に根ざしたものづくり」や、いまどこも課題になりつつある原料、生産のこと、新しいものづくりのスタイルと工芸の接点あたりになるのかなと思っています。
初回の1本目、2本目は、富山県井波の木彫文化がいまどんな風に発展しているのか?を、彫刻師の田中孝明さん、前川大地さん、建築家でBed and Craft代表の山川智嗣さんにお話伺っています。
第2回 木彫の産地に、7年間で42軒の新しい店|コラボレーションが生まれるまちへ
山川さんへのインタビューが面白く、1本目でおさまらなかったので、連載2本目の、スピンアウトインタビュー記事として、構成させてもらいました。
連載の主旨をここに引用しておきます。
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各地域にとって工芸は、この先、いま以上に価値を発揮する、秘めた宝になるのではないかと思います。
自然、風土から育まれた仕事を、いかに文化、産業として継承し昇華させていくか。
その現場を見にいくとともに、新たな視点と手法で実践する人たちと、工芸の新たな価値を考えていきます。
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次回以降の連載記事公開は毎月10日の予定です。
お楽しみくだされば幸いです。
井波の写真は、大木賢さん