toggle
2023-08-06

「素材」の探求、第一弾はハゼ!鹿児島の大隈半島へ

「素材」の探求、第一弾はハゼ!ということで、鹿児島の大隈半島で、1.5町の山地にハゼを植え、実証実験を始めてらっしゃる内田さんを訪ねました。

ハゼは主に西日本で実がロウソクの原料になったり、弓矢の材料になったりと有効活用されてきた木。サーキュラーって突き詰めると、最終的には研究者や専門家の手にゆだねるしかなく、素人の出る幕はなくなっていくんじゃないかと思えていたのですが。(ライフスタイル的な追求は残るにしても)

昔活用されていた素材から、固定概念を取っぱらうと、新たな活用法を発見できる余地はたくさんあって、ビジネス化の余地もあるのだと知って目から鱗でした。

ハゼの木
和ろうそく
ハゼで染めた色

そちらはそちらで記事化するとして、錦江町で出会ったフルート奏者の伊藤愛さんがクラウドファンディングを始められたとのことでシェアです。

「地方にもアーティストの居場所を作りたい」「音楽家が地方で生きていくには」ということを身をもって実験されている方で、アーティストインレジデンスを本格始動されるとのこと。共感するのは、アーティストの側から見た、ではなく、地域の側からみた時の、アーティストの存在。

とくに若い人や子どもにとって。過去に学校で授業をした時に感じたことでもありますが、そもそも田舎にいると、いろんな職業の大人に会う機会が少ない。文章や音楽や絵を、仕事にしている人たちに出会うだけでも世界が違って見えるのかもしれない。私もそうでした。また、自分でも絵を描いたり、作文とは違うニュアンスで言葉に向き合ったり、音楽にふれることでできる、心の幅というか、余地というか、の広がり。私もいつかこのAIRに参加してみたいなぁ。

こんなオープンな場で言葉に向き合えたら楽しいだろうなと思います。心ばかりの応援ですhttps://readyfor.jp/projects/125401


関連記事