2020-02-28
400人分の1だから一人の存在が大きい。20代、30代が議員に立候補する村
人口400人の山奥の村「高知県大川村」の記事が公開になりました。
400人分の1だから、一人の存在意義が大きい。20代、30代が議員に立候補する高知県大川村とはどんな村だろう?
3年前に村議会議員のなり手不足でマスメディアでこぞって取り上げられた地域ですが、その後訪れて村長ほかの方々にお話伺い、けして意気消沈の村じゃなく、むしろ「直接民主主義」を検討する気骨のある村だって記事をYahoo!ニュースにて書きました。
それが今回訪れたところ、昨年春の村議会議員に当選した20代、30代の若い人たちが…!
お話を伺うことができました。
「僕らが議員に立候補したのは、村の方たちに政治に関心を持ってもらう意味も大きかったように思っています。
自分らで何とかしなければ生活が困るという点では、政治が暮らしととても近い位置にあるんですね」
「僕は、大川だったら仮に人口が今の半分になっても、人間関係や集落の結束の強さで今の暮らしを維持していける面も大きいと思っているんです。もちろん、閉村や合併の可能性もゼロではないですが、そうならないために、自分たちで何ができるかを考えることができる。
…合併してしまったらむしろもっと厳しい状況になってここには住めなくなると思うんです。この周辺でも、小さな市町村で合併して大成功だったね、生活が向上してますって話はまず聞かないので」(記事より)
地域おこし協力隊の卒業後、こうなる方もいるっていう好例でもあります
(写真:石川拓也)
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