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2019-06-20

開始から10年の地域おこし協力隊数。活用次第で地域力に差が出始めている

「移住の一歩先を考える」連載の第2回目。
地域おこし協力隊の制度について、書きました。
この制度、スタートしてから11年。国の後押しもあって、年々その数は増えています。

ただ、地方まわっていると、隊員の方や、行政の方から、いろんな声を聞くのも実情。
うまくまわっている地域ではすごい成果が出ていて、そうでない地域では悲しいミスマッチも起こっている。

せっかく若い人が、年収を落としてでも地域で何かやろうと入ってきているわけだから、
地域の側も、それをもっと生かそうという発想になった方がいいという藤井さんの話はとても説得力がありました。

自身も協力隊の卒業生で、今は制度を俯瞰して見る立場にある「地域おこし協力隊サポートデスク」の藤井裕也さんにお話を聞きました。

以下、印象に残った言葉。
藤井さん「東京一極集中の中で、卒業隊員約2千人〜3千人程が地域に定着したからってどれほどのインパクトがあるのかと思われるかもしれませんが、各地域ごとのミクロの単位でみると、1人でも2人でも若い人が入ることのインパクトってすごく大きいんです」。

Yahoo!ニュース個人の記事はこちら

「SMOUT移住研究所」の記事はこちら


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