江戸更紗、江戸小紋の染め工房へ

今秋オープンする新しい工芸系メディア向けの取材が続いてます。

私がセレクトするのはハイカルチャーなものより、どちらかというと地域色の匂いが強いものが多いのですが。

先日は江戸更紗、江戸小紋の染め屋へ。大正〜明治の頃の型紙が何千枚と山積みになっていて、さわるのも怖いほど劣化しているのですが、手仕事とは思えない細やかな柄やぞわぞわする粋な柄ばかり。

これら型紙のデジタル保存が始まっています。染めの布は残っていても、何枚の型紙でどう分割して設計しているか？が究極の職人技で、後から紐解くのは困難。伊勢型紙の職人さんはどんどん減っていますが、型紙さえ残っていれば…との一念でこのプロジェクトが進んでます。

それでもデジタル君が圧倒的に足りないのだとか。アルバイトできる方がいたら紹介します。以前染めのイベントで取材した女性が、いまはこの染め屋さんを継いでいて、驚きの再会でした。

以前書いた記事は、昔々の記事になっちゃいましたが、「すごくよく覚えている！」と言ってくれたのが嬉しかった。

カメラマン、石原さんの写真がまた楽しみなのです

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