2019-06-27
長野県豊丘村にて講座「なぜ、この地域に若手移住者が増えているのか?」
昨年Yahoo!Newsで書いた記事を読んでくださった方が「この人に話を聞きたい」と村に提案してくださったそうで、長野県の豊岡村でお話する機会をいただきました。
公民館と聞いていたので小さな会を想像していたら、立派な会場で息が止まりそうになりました。60〜70人近くいらしたのではないかと。
若い人たちも入っての地域づくりで、全国のほかの地域ではどんなことが行われていて、何がうまくいっているのか、いっていないのかを知りたいといった内容でした。
取材で知ったことはできるだけ解釈を加えずに、そのまま伝えることを心がけて話してきました。
書いた記事を読んでくださっている方がこれだけいるんだと実感できたことは嬉しかったです。記事の中で答えが出せていなくても、多くの方が考えるきっかけになっているとわかったこと。
励みになりました。
遠くから来ていただいた方もいて本当にありがとうございました。
豊丘村は、南アルプスの荒川三山を東にのぞむ、雄大な景色の地域で、直売所と民間のスーパーがしっかり連携した形で営業されていたり、「かあちゃんの店」なる地元で加工品やお惣菜などをつくられている活動が盛んだったり、ほかの地域から人を招いて棚田を再生する活動を70代になる年配の農家さんが率先して行われていたりとものすごく元気な地域でした。
ただ、7年後のリニア開通に向けて、期待と不安が入り混じる中、どうしたら持続可能な地域づくりができるのかを皆さん考えていらっしゃる。
いろんな環境や条件で考えていらっしゃる方々に、参考になるような記事を書いていけたらと改めて思った機会でした。
写真は「てっぺん山」で撮ってもらった、空飛ぶ写真。
「魔女の宅急便」風。(すいません、こんな写真しか残っておらず)美しい村なのです。
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