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2020-03-25

「ガソリンスタンドも自分たちで」住民=株主の会社を立ち上げた集落

地域住民で支え合う「小さな拠点」をしくみ化し、町の全地区に導入した高知県ゆすはら町の記事が公開になりました。

ニュース欄はコロナ一色で、平時より情報価値としてはかすんで見えてしまいますが、非常事態に必要な「地域住民同士が生活面で支え合う」をしくみ化している面では、いま多くの方々に読んでほしい記事でもあります。

ゆすはら町は、住民主体の自治がかなり進んでいると感じました。

いま起きていることの直接的な解決方法にはならないかもしれませんが、非常事態「後」の、ひとつのヒントにならないかなとも。

外へどんどん開く面と、小さく閉じて支え合うことが必要な面の両方があるようにも→

「ガソリンスタンドも自分たちで」住民=株主という会社を立ち上げた過疎集落の挑戦

最後の矢野前町長の言葉をぜひ読んでいただきたいです。

「どんどん稼いで地域を発展させて…ということではないんです。それなら大きな企業や工場をつくるやろうけど、工場入れてここに何十人分もの雇用が生まれても、工場が駄目になったり、急に株価が下がったりという外部要因で一気に人がおらんようになったら梼原はたちまち潰れてしまう。大きくは儲からんけど、いま住んでいる人たちが楽しみながらまわしていける循環型の地域社会をつくろうとしているわけです」


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