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2017-09-22

新潟県上越市の中ノ俣集落へ

稲刈り前の中ノ俣へ。
昨年から、何度か訪れている新潟の山奥の集落です。
カメラマンの佐藤秀明さんがもう8年近く通っている場所で、2年前に連れていっていただいたのが始まりでした。

昔は見渡す限り一面、山の斜面が棚田だったそうですが、今は集落の一部「角間の棚田」のみ、大切に手入れされてます。
機械も入らない小さな田んぼがほとんどで、今も手刈り手干し。
田んぼやめてしまったお年寄りも多いけど、まだまだ曲がった腰で田んぼに入り、稲わらでくるくるっと束にして畦に放る手さばきがみごと。田んぼやらない人たちも周りの稲刈が気になるらしく、村中そわそわしてました。

今回は久々に雑誌の取材で行ったのですが、テーマが「地域の経済」。
モノや助け合いなどいろんな豊かさがぐるぐる巡っていれば、それはお金が循環する豊かさにも匹敵するのではという。
ワラ仕事や、山ひとつ切り盛りして、子ども2人育ててきた正一さんの話も。

何度も聞いてきた話が、ようやく2回目に形になります。
裏山に一人露天風呂作っていたり、昔話としてでなく、今なおすごくクリエイティブです。


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