2020-02-04
高知県土佐町が独自で行った幸福度調査の結果がおもしろい
『とさちょうものがたり』の石川さんたちが行政と一緒に進めたという、高知県土佐町が独自で行った幸福度調査の結果がとても面白いです。
一つだけ象徴的な結果をご紹介すると、地産の食事をする人ほど、幸福度が高いということが明確に。
「土佐町産のもの、自作のもの(米、野菜など)、自身で採ったもの(山菜や野生動物など)を食べる」頻度が
毎日の人は61%が幸福、月に数回の人は45%、週に数回の人は31%、ほぼない人は29%、全くない人は23%。
幸福度は、都道府県ランキングなど他者と比べる指標に使われることが多いけど、質問のつくり方、指標によって、人が幸せを感じるのは何で決まる?が違って見えてくる。
ブータンのGNHの話で、JICAの高野翔さんが指標が大切ってことを書かれていましたが、ものさしを何にするかでずいぶん変わってくるなぁと。
土佐町の結果を眺めていると、個人でなく「まち」の場合、指標は場所によって違っていいのかもしれないなどと思えてきました。これもじっくり読みこんで、記事にしたい。
(宿題がどんどん増えています…)
町の広報誌『とさちょうものがたり』の5冊目「土佐町のものさし」にて、簡単な調査結果もまとめられています。ブータンのGNHの話や、海士町の「ないものはない」にもふれられていました。
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