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2020-02-13

島と島が手を結ぶ「離島百貨店」の記事が公開になりました

島根県海士町が始めた「離島キッチン」が、食にとどまらず、全国の島同士をつないで、地域商社のような動きをする組織をつくったということで、かねてより書きたいと思っていた「離島百貨店」の記事がY!ニュースで公開になりました。

まさかの「島と島が手を結ぶ」が実現。全国の離島が加盟できる「離島百貨店」プラットフォーム(Yahoo!ニュース)

北海道から九州の島の食材を、各地の店舗(現在5店舗)でまわす離島キッチンの発想に加えて、島の商社の役割を果たそうというもの。
食材だけでなく、人材派遣や、空き家対策まで、島同士がタッグを組んでやっていけないかという発想から、「離島百貨店」として生まれ変わったプラットフォームです。
現在、33の島が加盟(自治体としては9)。

もともと離島キッチンでは、
各島の商材を、取引先が細かく把握するのは難しいため情報を提供したり、加工品を一緒に開発したり。
日本橋店を拠点として、販路開拓のお手伝いもされています。

いろんな面白い可能性があって、発想は広がるものの、離島キッチンの店舗をまわすのに大変で、人手不足で実現が追いついていないと話されていましたが。
今年はさらに加盟自治体が増えて、飛躍しそうな取り組みです。

『ほどよい量をつくる』でも流通面で離島キッチンのことには軽くふれたのですが、新たに取材して書き起こしました。

離島では、高齢化に伴う担い手不足、産業の衰退が進んでいる。本土への物品の輸送時間やコストがかさむ上、一つの島で民間と連携するには規模が小さい。そこで生まれたのが「島と島が手を結ぶ」という発想だった。

まさかの「島と島が手を結ぶ」が実現。全国の離島が加盟できる「離島百貨店」プラットフォーム(Yahoo!ニュース)


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